ゲーム博士の日記

ゲーム博士に意味はないよ。アドベンチャーゲーム、ソーシャルゲームの感想だったり、考察を書いていくよ

シュタインズゲート ゼロ part 9 存在証明のオートマトン1

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1月2日

ラボ

リーディングシュタイナーのめまいが収まったとき、岡部はスマホを握りしめたまま、ラボの真ん中に立ち尽くしていた。

現在の状況を確認すると、ラボの雰囲気は変わってはいないが、何人かの姿が消えており、カエデ、フブキ、フェイリスがいなくなっていた。

ほかに変わったこととして、ラボに真帆と萌郁がいたことだった。

 

世界線変動による変化

 

昨日レスキネン教授の研究所でガス漏れが発生し、現在は閉鎖されてしまっていること、真帆のホテルが何者かに荒らされてしまっており、ラボに避難している。

かがりは、岩手で両親が発見されたということで、鈴羽、るか、るかの両親と会いに行っている。

昨日襲われた事実がなくなっている。

アマデウスが乗っ取られていない

 

などが確認できた。

その後、真帆を心配していたアマデウスの紅莉栖から連絡があり、犯人の狙いについて議論を進めていると、制御コードについての話題が展開された。

制御コードとは、アマデウスの紅莉栖や真帆が秘密裏に記録している領域にアクセスすることができるコードのこと

この制御コードを知っているのは、世界中でただ一人真帆しかいないため、それが狙われたのではないかと推論を立てる。

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フェイリス宅

岡部達は、フェイリス宅に来ていた。

真帆の滞在先として、セキュリティーなどを考えるとラボよりも安全だと考えたからだ。

なりゆきで、真帆のインタビューをする予定だった萌郁もフェイリス宅に滞在することに・・・

岡部は、萌郁のことを完全に信頼しきれていないために、危険だと忠告しようとしたが周りに流され、滞在することが決まってしまったのだった。

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1月3日

フェイリス宅

岡部は、桐生萌郁の様子を確認するために、再びフェイリス宅を訪れていた。

完璧執事黒木の様子に違和感を感じながら、真帆たちの客間を尋ねると

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そこは、ひどく散らかっており、以前見た時とは別の空間のようになってしまっていた・・・

 

二人の様子を見て、岡部は不安に思っていたことが杞憂であったことに安心した。

その後、萌郁のインタビューを開始したが、口下手なため何も進まず、岡部が手伝いをすることに

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真帆の提案により、ディスカッション形式でインタビューを行うことになった。

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紅莉栖が同じことを言っていたことを思い出していた。

その後、インタビューは順調に進んでいった。

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岡部 「・・・すべては物理現象か」

帰宅する途中で、インタビューの内容を思い出していた。

真帆は、人間の脳に一切のブラックボックスの存在を認めない人工知能学者であったが、岡部は知っていた。

この脳の中には、化学では説明がつかないものも、確かに存在しているのだという事を

 

岡部 「リーディングシュタイナーってなんなんだろうな・・・」

 

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真帆と萌郁は東京電機大学に向かっていた。

封鎖されてしまった研究室の代わりに、一室一時的に使わせてもらえることになり、打ち合わせもかねて尋ねてみることになった。

だが、真帆は大学の場所を知らず、萌郁に案内してもらうことになったのだった。

 

真帆 「比屋定博士って、ちょっとむずがゆいわね」

萌郁 「呼び方?」

真帆 「博士っていちいち堅いのよね」

萌郁 「でも、じゃあどう呼べばいいのかわからないよ><」

真帆 「普通に名字で呼んで頂戴。岡部さんだって、くん付けじゃない」

萌郁 「あれは岡部君が年下だからだよ;;」

真帆 「私も同じ扱いで構わないわよ。しばらくの間はルームメイトだし、年齢だって近いじゃない。もえか/まほって呼び合うのはどう?」

萌郁 「うーうー、やっぱり無理!>< 誰かを下の名前で呼んだことなんてないもんー!;; 緊張しちゃって絶対言えない!」

真帆 「だったら、きりゅう/ひやじょうでどう? 日本における、私の数少ない友達になって頂戴」

萌郁 「わかった! そうする!><」

 

電車の中で親睦を深める二人であった。

 

大学に到着すると、萌郁には外で待っていてもらい一人で大学へ向かう。

研究室で、レスキネン教授と紅莉栖で打ち合わせを開始する。

話題は、真帆と紅莉栖が深く認識するようになったきっかけの曲について思い出していた。

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k331,モーツァルトピアノソナタ第十一番イ長調、第一楽章

真帆が、休日にこの曲を研究室で流していたことから始まった。

紅莉栖も真帆もこの曲が好きだということで、意気投合し、急接近することになった。

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休憩の時間には、モーツァルト談義で盛り上がっていた。

深く話してみる中で、今まで紅莉栖にいただいていた印象と全然違うことに気が付き、表情がころころ変わる紅莉栖がとてもかわいらしいと感じるようになっていた。

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ミーティングを終え、萌郁と合流する。

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萌郁は、アスファルトの上に咲いていた花の写真を何枚も取っていた。

片手が傘でふさがっており、うまく取れない様子を見て、傘を持ってあげた。

そのあと、両手を使い何枚か写真を撮り満足できる写真が撮れたようだった。

真帆 「写真を撮るのが好きなの?」

萌郁 「証明 今日、自分がどこにいたかの、証明」

真帆 「証明? それってどういうー」

といったところで二人に、フェイリスからRINEが届いた。

フェイリスいわく、大変なことがあり、二人がマンションに帰宅する前にやってほしい重大なミッションがあるとのこと

二人は、疑問を浮かべながら、お互いに顔を見合わせて途方に暮れた。

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「はい、今回はここまでです。

世界線が変わったようですが、かがりや鈴羽は岩手に行ってしまっているけど、これってどうゆうことなんですかね?

なんで、鈴羽は止めなかったんだろう?

この時代に両親がいるはずもないし、何かを確かめにいったのかな?

そして、このルートでの意外な組み合わせ、真帆と萌郁ですね、結構親睦を深めているみたいで今のところほほえましいですね

そして、あらたなキーワード、制御コード

今まで、誰にも侵すことができないとのことだったけど、こんなものがあったんですね。

ここが書き換えられてしまうと、いくらアマデウスの紅莉栖でも異変とかに気が付くことができなくなってしまうようですね

そして、その制御コードは、真帆の頭の中にしかない。

真帆は、人に狙われる要因をいっぱいもってますね(笑)

紅莉栖のハードディスク、PC

アマデウスの制御コード

アマデウスの研究データや成果

紅莉栖はすでに死亡していることから、タイムマシンを開発するためには、どれも必要なものとなっていますよね、たぶん

アマデウスの紅莉栖を手に入れても、無理やり情報を引き出すことができない

だから制御コードが必要になるわけで、真帆はこれからも危険な目に合いそうですね・・・」

さて、それじゃあ

ばいばい!