ゲーム博士の日記

ゲーム博士に意味はないよ。アドベンチャーゲーム、ソーシャルゲームの感想だったり、考察を書いていくよ

ペルソナ5 プレイ日記 part2

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前回の続きからプレイしていきます。

午前中、球技大会が終わった場面から始まります。

 

1年2年3年とそれぞれ聞き込みを行ったが、有益な情報を得ることはできなかった。

唯一得られたのが、三島という生徒が特別な指導を受けたことがあるというものだった。

三島から話を聞いていると、鴨志田が現れ三島を部活に連れて行ってしまった。

 

鴨志田は分かりやすい敵ですね。学校からの支持も高くて、校長すらも頭が上がらない。それに対して、坂本たちは、少しでも問題を起こせばと、何度も脅される状況ですからね・・。

 

三島 「無駄だから。体罰の証明なんて意味ないんだよ。みんな知ってんのさ・・校長も親も。知ってて黙認しているんだ。」

 

 

4月14日

 

坂本は、バレー部から話が聞けないのならば、バレー部の知り合いから話を聞くのはどうかと提案をしてきた。

だが、みんな三島と同じような対応をしてきたため結果は出なかった。

 

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モルガナはこっちだと、まんま猫ですね。

しかも、言葉はこの二人にしか聞こえないらしい。

モルガナいわく、パレスを消すと、ゆがんだ欲望を消すことになるから、改心させることができるという。罪の意識に耐え切れず、罪を自ら告白してしまうとのこと。

だが、欲望というものは人間には必要なもので、下手をすると死んでしまうと聞き、坂本はなかなか決意が固まらなかった。

 

帰り際、高巻の会話内容を聞いてしまう。

内容から推測すると、高巻の行動に、親友のスタメンがかかっているという旨の電話だったと思う。

関係ないと逃げられるが、ほおっておけないために追いかけ、話を聞くことに。

今までも、親友のために鴨志田の言うことを聞いてきたが、今回は部屋に来いとのこと。来ないと、親友をレギュラーから外すと・・・。

どうしていいかわからない様子だった。

 

高巻 「アイツの気が変わってくんないかな・・・私の記憶とか、あと気持ちとか・・そういうの、全部なくなっちゃえば・・・そんな都合のいいこと、起こるわけないよね・・」

 

 

4月15日

 

授業中に飛び降りようとしている、鈴井の姿を発見するが、落下してしまう。

 

あー、マジですか・・。生きているんだろうか。

自殺だとしても、鴨志田は逃げきれそうな感じですよね。

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息はしていて、会話もできるみたい。

様子のおかしい三島から話を聞き、昨日鈴井が呼び出されたことを知る。

坂本は激高し、鴨志田のもとへ向かう。

 

鴨志田 「たった今、病院から連絡が入った。意識不明で回復は絶望的・・・そんな奴が何を訴えるって!? もう回復の見込みはないってよ・・可愛そうに。」

鴨志田 「もう一度「正当防衛」が必要だな。遠慮しないで、やれよ?やれないか。」

鴨志田 「ここにいる全員、退学だ。次の理事会で吊るしてやる」

 

わお・・・。クズやクズがいる。高巻は鈴井から話を聞いていて、それが証拠になるかもしれないけれど。どうなるんでしょうかね?

坂本は、決意が固まりそうなので、城突入かもしれない。

 

さらに、主人公の前歴のことをネットに書き込むよう、三島に命令していた。

鴨志田 「さあ、退学だ退学。お前らの将来俺に奪われて終わりってわけ。わかったらとっとと出ていけ」

 

放課後

高巻 「鴨志田やるなら、私も混ぜてよ。志帆があんな風にされたのに、何もできないなんてイヤだよっ!」

坂本 「邪魔すんな!」 (あんなところに連れていけるかよ)

 

アプリを使い、パレスへ向かう。

ひそかに追跡をしていた、高巻も城につれてきてしまったが、無理やり追い返す。

コードネームを決めて、城に突入!

 

ペルソナチェンジも解禁され、面白くなってきましたね。

敵の攻撃が意外と痛くて、総攻撃で倒したくなりますがね。

演出が気持ちいいし(笑)

 

高巻は一人で城に戻ってきてしまい、看守に姫と呼ばれ連れ去れてた。

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シャドウ鴨志田 「えっと・・・名前忘れたけど、あいつ飛び降りたのお前のせいだからな?お前が相手してくれないから、変わりしてもらったんだよ。お前らも見て行けよ、解体ショーをよ」

 

高巻がペルソナと契約を果たす。

 

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隊長すごい見た目してますね(笑)

攻撃のモーションが気になります。

 

追加のシャドウが来ることも警戒し、今回は引くことにした。

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学校の屋上をアジトとして、これから活動していくことに。

モルガナの世話を押し付けられ、帰宅する。

佐倉は意外にもモルガナを気に入り、店においてくれることになった。

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4月16日

 

アジトである屋上で、突入のための話し合いを行った。

薬を調達するために、診療所へ。

なんとか薬を得ることに成功した。

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この医者も何かしら問題を抱えているみたいですね。

 

 

4月17日

 

坂本に連れられて、武器の調達に向かう。

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4月18日

 

自由行動が可能に。

一通りのチュートリアルがようやく終了したみたいで、一通りの機能が解禁されました!

 

今回はここまで! 

次回からは、自由に行動できるようなので楽しみです。

それではばいばい!

 

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ペルソナ5 プレイ日記 part1 鴨志田パレス突入!

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僕は、ペルソナ3はプレイしたことがあって、4はアニメで見た程度なので、特別シリーズファンというわけではないのですが、アマゾンの評価とかが結構高かったので、とりあえず外れではないだろうということで、購入してきました。

 

購入価格は、8300円ほど、結構御高めでした。僕は、ゲームを新品で買ったことが過去数回ほどしかないので、新鮮な感じです。

 

時代に追いついているとでもいいますか(笑)

いつも、ブームが去ってから黙々とプレイしてますからね・・。

パッケージを開けて驚いたのは、説明書がない・・・。

最近のゲームは説明書がつかないのか・・・夜寝るときになんとなく読むのが好きなのに。

 

と、まえおきはここまでにしてやっていきたいと思います!

 

アニメーションが流れ、主人公が操作できるようになりました。

カジノをプレイする施設?のようなところから逃走するところみたいです。

アタッシュケースを抱えており、何か盗んだのかな?

コードネーム?はジョーカーで、ほかにも仲間がいる模様ですね。

ジョーカーはあえて、姿をさらして目立ち、陽動の役目だった。

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仲間の誘導に従って、脱出を試みたけれど、手違いかどうかわからないが、出れず、外で待ち伏せしていた警察官に逮捕されてしまう。

ジョーカーは、警察?で尋問されているようでした。

 

ここで、ゲームの難易度選択が選択できるようで、自分はノーマルで行きたいと思います。

 

新島冴検事が、ジョーカーの尋問に立ち会うためにやってきた。

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君はいつどこであの世界のことを知ったの?

他人の心なんてどうやったら盗めるの?

 

ここで、懐かしの音楽が流れてきましたね。ベルベッドルーム?(微妙に違うかも)関係の時によく流れている曲ですよね。

あの世界、他人の心を盗めるとのことで、特殊な力でも持っているのかな

 

声 「勝率のほとんどないゲームに勝って、この世界を救って。逆転のカギは、絆の記憶、仲間とつかんだ。起死回生の真実。すべては、半年前のあのゲームが始まった日。どうか思い出して・・あなたと世界の、未来の・・ために」

 

 

主人公の過去で、酔っ払いから女性を助けて、警察に逮捕された過去?があるみたいですね。先ほどのシーンは、未来の話なのか、過去に戻ったのか、気になるところですね。

 

4月9日 土曜日

どうも、最近人がいきなり暴走するような事件や事故が起きているらしく、主人公が逮捕された件もそれに関係がありそうですね。

例の事件のせいで前歴がついて、地元の高校を退学させられていた。

観察期間の1年間を佐倉のもとで過ごすことになっているようだ。

夜眠りについたときに、ベルベッドルームに招かれる。

イゴールの声が渋くなっていて驚きました(笑)

 

4月10日

学校に転校のあいさつに向かうが、あまり歓迎ムードではないようだ。

特に、担任の先生は不満が大きいみたいだ。

電車の脱線事故が起こる。

 

4月11日

学校初日

学校に向かう途中、雨宿りをしていると、髪の長い女生徒と、ガラの悪い男子生徒とあった。

学校の様子がおかしくなっていた。

学校というより、お城って感じの見た目に変わっていましたね。

この少年は、親友ポジションにあたるのかな?

ガラが悪いとはなっているけど、そんなに悪そうなやつではなさそうな印象ですね。

 

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つかまり、牢屋の中に閉じ込められてしまう。

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物語冒頭でつけていた、マスクをつけ、ペルソナ?と契約を果たす。

主人公の、マジシャンみたいな恰好は意外と好きです。

看守を撃退し、逃げる。

 

モルガナの案内によって、脱出することに成功した。

 

遅刻しながらも、再び学校へ向かった。

坂本は陸上部に所属していた過去があり、鴨志田先生となにやら因縁がありそうです。

あの空間は、鴨志田の内面とかなんでしょうか?

ペルソナ4では、メガネを活用していましたが、5では、全員があんな感じのおしゃれな格好に変身するんですかね?

 

放課後、坂本に屋上に呼び出され、友達になった。

 

帰宅し、再びベルベッドルームに招かれていた。

スマホにインストールされていた奇妙なアプリは、イセカイナビというものらしく、現実とパレスを行き来できるもののようだ。

イゴール 「すべては、お前がより優れた・・・賊に育つため」

 

4月12日 

 

授業中の質問とかに成功すると、知性とかがアップするみたいですね。

こっから先、人と会話する条件とかになってきそうですよね。賢さ一定以上みたいな。

 

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放課後、坂本に声をかけれれて、昨日の城について探してみることになった。

主人公の携帯のナビをいじくっていると、学校が昨日の城に変貌した。

ナビをいじっていたからなのかな?それとも、時間で変化が起きる?

 

モルガナと合流し、とらわれている奴隷のもとへ向かう。

 

パレスは、ゆがんだ欲望が現実化してような世界のことで、ここではなんでも主の重いどおりに歪む。それを防ぐためには反逆の意思が必要となるが、主人公の恰好が反逆のイメージとのこと

 

坂本はこんな時のためにモデルガンを持ち込んでいた。

傷薬も持ってきていて、意外と準備がいいかもしれない(笑)

 

最初の戦闘で、先制攻撃を仕掛けようとちょこちょこ近づいていたら、見つかって、逃げようとしたところで逆にバックアタックをとられてしまいましたね・・・。

見つかってから、近づいてくるの早いですね、驚いてしまった。

それで、体力は半分になるし、レベルアップしてもHP全快にならないので、注意しなくては・・・。

そして、モデルガンで普通に攻撃ができるという。やるじゃないか坂本!

 

 

ここでとらわれている奴隷は、本物ではなくよく似た人形のようなものだという。なのでここで助け出しても、意味はない。

 

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坂本がバレー部員全員の顔を覚えてから、脱出を図るがあと一歩のところで待ち伏せされていた。

 

坂本は陸上部のエースで暴力事件を起こしてしまい、裏切りのエースと呼ばれているそうだ。

鴨志田が少しの間陸上部の顧問をしていたことがあり、その時の体罰を許せず鴨志田にたてついてしまった。

 

坂本がペルソナに目覚め形成逆転

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キャプテンキッドのジオが大活躍でしたね!

 

囲まれる前に、逃げることに。

ここで起きたことは、現実の鴨志田は知ることがないようだ。

話がまとまった後は、モルガナの頼みを断り現実世界へ帰還した。

モルガナ 「ちょ! ねーわ、マジねーわ! なにイイ話風にまとめてんだこら!? ねーわ!ねーわ! ねぇぇーわぁぁーー!」

 

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鴨志田反逆同盟結成! 奴隷にされていた人物から話を聞き、鴨志田の体罰の証拠をつかむため行動する見たいですね。

 

あー、転校初日に見たぼろぼろの男子生徒もバレー部だったのかぁ。志帆という女の子も目が死んでたし・・・。

 

帰宅し、ベルベッドルームに招かれ、期待していることを告げられる。

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4月13日

午前中の球技大会が終わり、午後本格的にバレー部員に事情を聴きだしに動き出す。

 

と今回はここまで、ばいばい!

 

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G線上の魔王 レビュー

G戦場の魔王 

 

キャラクター

 

主人公 浅井京介

よくある、主人公とは一風変わっており非常に面白いキャラクターだったと思います。物語当初父親を恨んでいる節がありましたよね。ここは、恭平と明確に違う点でした。父親のことはなるべく触れたくない、母親のことだけを思って、浅井権三の養子となりました。

物語の終盤まで、京介こそが魔王なのだろうとだまされました(笑)

忘れっぽいことや、頭痛がするときに、必ず魔王と視点が入れ替わったりしていたので、魔王はいつでも京介の人格と入れ替わることができるんじゃないかとか、いろんな考察をしていました。

宇佐美ルートで、宇佐美を助けに行く決意をした時のCGはかっこよかったですね。唯一顔が見えるわけですし、BGMの効果も相まって、テンションが上がって、やめられなくなりましたよ。

 

父親 人殺し、海外移送中の船で死亡

母親 交通事故で轢かれて死亡

兄  自分の手で、殺害してしまう。

妹  心臓の病気で、子供の時に死亡

家族周りは、報われませんでした。そんな彼でしたが、最後は本当の家族を手に入れることができました。

 

 

宇佐美ハル

最初、髪で顔が隠れたグラフィックでへんてこなことを言っているキャラクターで好きになれなかったんですが、後半は結構好きなキャラクターの一人になりました。

頭が良くて、勇者とか語っていたので、実はものすごい力を持っているんじゃないかとかファンタジーみたいなことを最初は思っていました。

 

父親 京介の父親に殺害される

母親 魔王(恭平)によって行われた爆破テロで殺害された

浅井家との憎しみの連鎖によって、両親は殺害されてしまっていた。宇佐美も、京介のことを恨んでもおかしくはなかったですよね。魔王のことは、あれだけ恨んで追いかけていたわけですし。ただ、一途に京介だけを好きでいたのには、若干の疑問がありましたがね。さすがに、あれだけ時間があればほかにも出会いがありそうなものですが、そんな余裕はなかったのかな。

 

 

鮫島恭平 (魔王)

恭平の情報が出てきたのが、物語の中盤ぐらいでしたよね。そのとき、妹も死亡、兄も死亡ということで、京介の悲惨さみたいなものを強調するためだけの設定なのかと思っていました。なので、恭平の存在はほとんど疑っていませんでした。

京介とは違い、父親を尊敬しており、父親を助けるためだけにあれだけの行動を起こすことができる人物でした。

傭兵生活+天才的頭脳 作中最強の人物でした。

死にざまも、まさに魔王という感じでしたね。死んでなお、弟に試練を残していくというね。

最終的に、すべての人物に対して復讐を成功させた人物ですね。

実の弟である京介も、殺害しようと考えていたほどですからね。

 

 

浅井権三

大悪党でしたね。恭平に銃で狙撃されたとき、どうせ生きてるんだろ?とか思っていました。京介と同じで、死んだことが信じられないですね。

頭脳とかは、恭平や宇佐美を超えていたと思いますね。

権三は、京介という存在がいなかったら、決して魔王に負けなかったと思いますよ。

権三の過去とかもっと詳しく知りたかったです。

 

 

美輪椿姫

純粋な子でしたね。ただ、個人的に考えが理解できないことも、正直ありました。

椿姫ルートでは、京介は恋人、家族として迎え入れるところはよかったですね。騙すより、騙される人生だよ、名言ですね。

京介が、権三と明確に対峙したシーンも、なかなか熱いシーンでした。

 

白鳥水羽

かわいい!とりあえずかわいい!僕の中では、一番好きなキャラクターです。個別ルートに入ってから別人のようなキャラクターになりましたよね。

おねえちゃーんってところのSDキャラが可愛かったです。

白鳥は不器用ですよね、京介の気を引きたいから、あんな態度をとっていたわけですからね。

京介は、白鳥からチョコレートをもらったことを全く覚えていないかったわけだけど、普通そんなことされたら嫌いになりそうなものだけど・・・。そういいうちょい悪なところにより惚れたとか?

水羽は好きなんですが、水羽ルートはあまり好きではありませんでしたね・・。

 

浅井花音

花音は、個別ルートでは大きく成長しましたよね。信じられないのが、郁子と権三が愛人同士だったことですね。

物語全体を見ると、花音は蚊帳の外だったような気もしますね。

個別ルートに入らないと、魔王関連のことに一切かかわってきませんからね。、本人は。

 

 

相沢栄一

最初、嫌悪感が半端なかったキャラクターでした。まず、声優がバリバリの女性であったことに違和感がありましたね。後半は、まったく気にならなくなりましたが。

シリアスシーンでも、栄一がいるだけで雰囲気が若干明るくなりました。

物語を通じて、癒し担当でしたね。

扱いが雑なところとか、神とのやり取りが好きでした。

 

 

感想

後半になるにつれて、先の読めない展開が続きやめられなくなりましたね。

あとは、BGMが素晴らしい。物語の転換部分で曲がかかるんですが、疾走感のある曲が物語を引き立てていました。

魔王は誰なのか、などといった考察をしながら進められて、そういった部分もよかったですね。

 

今回はここまで、ばいばい!

 

 

G線上の魔王 プレイ日記 part13

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宇佐美と権三がライフルで撃たれた時の状況を整理していた。

 

ーー京介よ、のこのこと現れれば死ぬぞ。

その一言が、鼓膜から全神経にいきわたり、愕然とした。

 

権三の最後の光景が思いだされた。

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権三 「・・恭介よ、惜しかったな。俺がもう少し早く死ねば、お前も親元に帰れただろうに」

京介 「死ぬなんて・・・そんな・・・」

権三 「魔王を終え、子分にもそう言い聞かせてある。捕まえれば・・金は弾むと言ってある。お前も早くいけ」

京介 「そんな・・・」

権三 「二億の借金があることを忘れたか。失せろ、京介」

 

あの夜、タクシーから不用意に降りたとき、突如、浅井権三が猛然と迫ってきた。

権三 「京介えええっーーー!!!」

 

京介 「わかりました、五千ですね・・・」

最後の言葉がこれだ、最後の最後まで金、金、金。

 

権三よ、本当のところはどうなんだ!?

お前は、ただ魔王と決着をつけるべく、車から飛び出てきたのか?

それとも、それとも、まさかっ・・・!

しかし、父親は狩から帰ってこない。

いくら待っても、帰ってこないーー。

 

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京介は、権三の葬儀などのために朝から動いていた。

家に帰宅し、CDを取り出したとき、ある一枚のCDが話題に上がる。

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京介 「それで、次のアルバムはいつ頃になるんですか?」

宇佐美 「気持ち悪いっすね、なんか」

 

宇佐美は単身町を探索していた。

すると、学園で事件を起こした橋本を発見し、尾行をしていた。

 

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漠然とした不安が募っていた。何が起きようとしているのか?

車の後を追うこともできず、ハルは退参した。

帰りに、自分の家によりヴァイオリンのケースをもって京介の家に帰宅した。

 

京介は、魔王と宇佐美の関係を少しだけ聞くことができた。

宇佐美の母親は、モスクワの劇場で爆破テロにあって死亡したそうだ。そこで魔王と出会ったらしい。

 

宇佐美からヴァイオリンに関する話を聞かせてもらってから、ミニ演奏会が始まる。

かと思われたが、宇佐美の様子がおかしい。

演奏をすると、いつも悪魔が邪魔をする。やっぱりだめだと。

 

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宇佐美 「ただ・・思い出すんです・・・母の由美がヴァイオリンのG線にかかりひときわ力強い低温が響いたその瞬間」

 

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こんな地獄の風景の中

魔王 「宇佐美の娘か、宇佐美ハルだな。私は魔王だ。また会えるといいな、勇者よ」

以来少女の中で何かが壊れた。ヴァイオリンを二度と奏でられないほどに。

 

宇佐美 「こ、殺したんです。魔王はわたしの母を・・・いいえ、わたしを・・・わたしからヴァイオリンを奪ったんです・・・。ご、ごめん、京介君。弾けるかなって思ったの・・・京介君の前なら・・京介君のためなら、弾けるかなって・・・でも、ダメだった・・・ごめんなさい・・・!」

 

京介 「あとは任せろ、魔王は俺が捕まえる。」

 

宇佐美 「捕まえる・・? 違います・・・殺すんです・・・!」

 

その夜、宇佐美ハルに宿った悪魔を知った。

 

宇佐美の母と過去の話が明らかになりましたね。宇佐美の父から始まった憎しみの連鎖みたいなものがひどいですね。魔王は、これから何をやらかしてくれるんでしょうか。

 

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恭平は父にあこがれて、立派な商社マンになるために留学していた。

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そんなさなか、父が殺人の容疑で逮捕されたときき、帰国した。

 

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父の手紙にあった、宇佐美の詐欺については一報道されず、世間は宇佐美に同情的だった。

宇佐美には政治的コネクションもあったし、妻が有名な演奏家であったことも多少影響していたかもしれない。

 

ーー父さんは、世間で言われるように、悪魔なのか?

父がもたらしてくれた笑顔は数知れない。

熱いものがこみ上げ、恩知らずの理性や道徳心をなじった。

恭平 「父さんは、正しい・・。」

その一言、その決意こそが、今後の俺の人生を決定づけることになった。

 

恭平はイギリスに帰ったあと、傭兵になった。ただ父を助けるための力をつけるために。

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2年もの月日を傭兵として過ごし、父を救いたいなどと格好のいいことを言っていた小僧は、いつの間にか、日本のありとあらゆるものを破壊してやりたいという衝動に駆られていた。

恭平は、次に復讐の第二段階として諜報活動について学び始めた。

その活動の一環で、三島薫というヴァイオリニストが、近くの劇場でコンサートを行うという情報を得た。

かの宇佐美義則の妻

よし、殺すとしよう。

まるで、今日の食事の献立を決めるかのように決めていた。

 

現場ではすべて恭平が指揮をとった。

そこでは、宇佐美ハルという娘に出会った。

不敵な遊び心もあって、ハルを殺さなかった。

理由としては、面白そうだったからとそれだけだった。

 

その後、恭平は日本へ帰り、母のことそして京介のことを知った。

母は心の病に侵され、あろうことか京介は、浅井権三の養子となって金儲けに翻弄していた。

殺意が芽生えた。

恭平はさらなる諜報活動をつづけた。

その中で、山王物産と出会う。

 

日本で傭兵部隊を作ろう。いじめや愛情を受けずに育った子供に銃を与えてみよう。

こんな考えから、子供をさらうようになった。

最初は大企業の隠し子などを狙っていた。

教育に失敗したとしても、身代金などを要求できると考えたからだ。

求める人材は、家庭や学校、職場から理不尽な扱いを受け、もう暴力に頼るしか道のない哀れな子供たちだった。

 

覚せい剤を与え、銀行強盗の知識、武器などを与えて、彼らが成長していくのを見るのは楽しみの一つになっていた。

 

恭平 「はじめるとしよう・・・」

 

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京介は自宅に時田を招いていた。

魔王の情報を少しでも得るためだ。

その後、京介は市役所に向かい、名前を鮫島京介に戻した。

京介は父に会いに行く決意をした。

とりあえず、山王物産に向かい、宇佐美が昨日見た外人とか様子とかを観察するために向かった。

 

 

恭平は、染谷室長の部屋へ向かっていた。

 

f:id:kouhei1994127:20160923220145p:plain恭平 「染谷さん、今日は今まで使えさせていただいていた報酬を受け取りに来ました。」

 

その直後、部屋に待機していたSPを射殺した。

 

 

山王物産の屋上で話をしていた、宇佐美たちは人質としてとらえられてしまった。連行されている途中にスキをついて、非常階段から脱出をはかり逃げることに成功した。

 

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宇佐美たちは逃げ惑う人々の群れに紛れて、山王物産の建物の外に出た。外では、銃声や悲鳴がこだましていた。

パトカーからは、鉄パイプを持った若者がとびだしてきた。

誰かが、俺たちに向かって指をさしながら

殺せ、犯せ・・笑いながらにじり寄ってきた。

宇佐美の手を引き、走った。

その光景は、まるでテレビで見るアジア各地の半日デモのような世界だった。

 

魔王が地上に地獄をもたらしたのだーー。

 

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恭平 「首相に要求っする。今から私がいうものを即刻釈放せよ」

国内の政治犯、過激派と呼ばれる人間の名前を一人ひとり上げていった。

 

宇佐美たちは、暴徒を振り切りながら、デパートに身を隠した。

 

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夜になってデパートを抜け出して、町を歩いていると橋本に見つかってしまった。

昼間の時よりも、獲物が少なくなっている分、騒ぎを聞きつけて暴徒が集まってきてしまった。

このままでは逃げきれないと判断し、二手に分かれるが京介は捕まってしまう。

が、そこで栄一に助けられ難を逃れた。栄一とバーに逃げ込んだが、橋本に追い詰められ気を失ってしまう。

 

 

宇佐美は、京介の機転によって逃げきれていたが、山王物産の建物の前で魔王に見つかってしまった。

宇佐美は、魔王の最大の人質である今川議員の居場所を突き止めようと考えていた。

魔王はその場で宇佐美を殺さず、遊びだと言って山王物産の建物に宇佐美を連行した。

 

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橋本の話によると、魔王が本気で国を作ろうとしていると信じているようだった。

橋本の目はうそを言っているようには見えず、異常な信仰心のようなものが見えた。

 

京介が武器や食料はいつか尽きる。この国はすぐに滅ぼされるぞと説いても、魔王が何とかしてくれるの一点張りだった。

栄一は捕まってしまい、公開処刑をしてやると宣言している。

 

京介 「本物の悪党花、誰にも媚びず、従わない、孤高の生き物なんだよ。おれも最後まで理解できなかった。だから、てめえなんかが何か悟ったようなことを言うな」

 

いや、すごいことになってきましたね。恭平が20年かけて、純真な子供たちを悪に染め上げて傭兵に育て上げていたんですね。俺たちの国を作ろうって。大量の死者も出ていますし、どうなるんですかね?仮に、京介たちの父親が釈放に応じるのかな?息子のこれだけの犯行になのを思うのか?今結構絶対絶命ですからね、宇佐美は敵本拠地、京介と栄一も橋本に捕まってしまって、処刑寸前って感じですよね。そして、京介のこの言葉はいいですね。権三の生きざまをしっかりと見ていたわけで、橋本とは格が違うと、この状況で言い切るなんて、かっこいいじゃないですか!

 

宇佐美は屋上に連れてこられていた。

 

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魔王に追い詰められ、放たれた弾丸を避けることができたが、空中に投げ出されてしまっていた。

 

魔王は宇佐美の転落を見届けた後、時田からの電話を待っていた。

時間が足りないと申す警察に対して、人質の一人を容赦なく殺して見せ、警告をする。

 

 

京介は出る方法を必死に考えていた。

おれは、あの浅井権三の息子だ。

今日は、ヤツ葬式・・・ヤツの魂はまだ現世にとどまっている。

ーー葬式!?

京介は何か思いつき、行動に移した。

 

ここで俺が死んだら、浅井権三は、なんのために死んだのだ!?

父よ・・ああ父よ・・あんたはおれをかばって死んだ!

真実はどうでもいい!

俺がなめられるということは、浅井権三がなめられるということだ!

 

扉があいた瞬間を逃さず、周りにいる連中を叩き潰す。

1階にたどり着いたとき、橋本がおり、そこからさき橋本をどのように殴っていたのか定かではなかった。怒りに任せて行動していた。

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宇佐美は地上には落下せず、窓拭き用のゴンドラに落下し生きていたが、ここからの脱出方法が思い浮かばなかった。

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京介のもとにはいつの間にか、栄一がいた。どうやら無事だったようだ。

宇佐美のことを考える。

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おお! 京介の顔ですよ! それだけじゃなくて、個々の部分のBGMがかっこいい! 盛り上げてくれますな!

 

橋本から携帯電話と銃を奪い取り駆け出す。

 

山王物産に向かう途中で、堀部達と再開する。

京介 「浅井権三に、形式ばった葬儀など不要ですよ。ヤツはきっと、いまごろブチ切れてるでしょう。聞こえませんかね、怪物の雄たけびが・・・」

 

俺の葬式なぞいらん、歯向かうものを皆殺しにしろと

 

堀部 「いけねえ、いけねえ、この堀部、ついぶるっちまった。一瞬、親父が地獄から帰ってきたのかと思ったぜ。ありゃあ、やっぱ、怪物の息子よ」

 

 

京介は山王物産にたどり着いた。ものけのからで、静寂だけが支配していた。

エレベーターは使えず、非常階段を歩いて47階まで登る。

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46階まで来たところで、防火扉を発見する。自分たちが逃げ出すときには、助けくれた扉だった。

京介は、必死に上に上がるすべを探すのであった。

 

 

魔王は再び時田と交渉を行っていた。

条件付きで、魔王の要求を呑むというのだ。

国内過激派の一部の人物は解放できないという。だがそれは、魔王が用意したダミーに過ぎず、どうでもよかった。本命はあくまで父ひとりだけだった。

最大限の譲歩として3名の解放が許された。その中に父の名前もあり、内心ほくそえんでいた。

 

魔王は感無量の気持ちだった。勝ったのだと。

 

宇佐美は危険な状態にあった。ワイヤーは二本切れてしまい。長くはもちそうになかった。

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京介は宇佐美を助け出すことに成功した。

京介の顔つきは、10年前の少年のものそのものだった。

 

京介は、46階の窓から、落ちてきた宇佐美を抱き寄せたのだ。

 

宇佐美 「あ、ありがとう・・ございました・・・」

京介 「礼なんていい・・・。礼なんていいから・・・」

宇佐美 「あの・・・お金ですか?」

京介 「違う・・・もう一度・・・ヴァイオリンを・・」

 

それきり京介は動かなくなった。

息はある。気を失ってしまったのだ。

 

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京介が起きた後、二人は今川達人質が移動させられた場所の特定に向かった。

とあるホテルのまえで人質が連行されているのを発見し、証拠の写真を撮ろうとしたところで、魔王に発見され発砲されてしまう。

直後、走って逃げることに成功した。

 

魔王 「お遊びは、おわりだ。わかるな?」

 

宇佐美たちは、時田と連絡をとり、証拠の写真を警察に送ってもらった。

それにより事態が好転するかと思われたが、警察の動きはなかった。

突入場所に困っていると判断した京介たちは、堀部たちと合流し、もろそうな箇所を襲撃しようとしていた。

 

 

魔王は仲間の連絡で、父親が無事に解放されたことを知り、安堵し涙を流した。

その場で、傭兵たちに解散と告げ、ひとり行動に出る。

 

京介たちの行動によって、封鎖が解除され、人が一斉に外になだれ込む。

 

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人ごみを眺めている中で、恭平から電話がかかってくる。

電話をかけてきたのは、魔王ではなく恭平だった。

これまでに聞いたことのない穏やかな声でしゃべりかけてきた。

恭平 「京介・・・驚いているだろうな・・・」

京介 「な、なんだっていうんだ、いきなり!?」

恭平 「最後に、少し、話がしたくてな・・・。父さんは、ついに釈放された・・・・だからもう、思い残すことはない」

京介 「それで!」

恭平 「いや、それだけだ。」

京介 「それだけって・・・。あなた、まさか、死ぬつもりか?」

沈黙が答えになっていた。

京介 「いや・・死ぬつもり、だったんだな」

恭平 「詮無いことだ」

そのとき、はじめて魔王の覚悟を知った。

たった一人で、国家に挑み、そして打ち勝った。

自らの命と引き換えに・・・。

 

恭平 「お前が封鎖を解除したんだな、京介、やればできるじゃないか。そうか・・・強くなったんだな・・・」

京介 「で、でもおれは、母さんを・・・」

恭平 「運命だ」

 

家族が逝ってしまう。妹、母さんに続き兄さんまで・・・。

恭平 「なんと、呪われた一家かな・・・。私は復讐にだけ生きてきた、しかし、私とお前は違う。けれども、お前には、ほら、隣にいるのだろう?」

京介 「ああ、いる。心配して、俺たちの会話に聞き耳を立てているよ」

恭平 「私はその少女を許すことができなかった。お前は許せ。許して、復讐の業を断ち切るがいい」

 

恭平 「さらばだ。京介」

その直後、ホテルのほうから爆破の音が聞き取れた。

何度もリダイヤルをし直す京介に、宇佐美がいう。

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恭平 (誰が死ぬものか。ようやく父に会えるというのに。)

宇佐美たちがとった写真のおかげで特殊部隊をおびき寄せることに成功した。

ホテルには、山王物産の人質にテロリストの格好をさせ、爆破した。

警察が発見するのは、焼け焦げた遺体。テロリストと遺体を照合している間には、国外に逃亡するという計画だった。

 

 

宇佐美は、うまくことが運びすぎていることもあり、これは罠だと感づいた。

魔王は、お遊びだと言って、宇佐美をなかなか殺さなかった。屋上に連れていき、ゴンドラに突き落とすことも計画のうちだった。その後、宇佐美たちが人質に居場所を探すことも計算に入れて。

写真を撮った後も、そこまで必死に追いかけては来なかった。

この場所の封鎖が甘かったことは、特殊部隊、機動隊、警官、OLなど人でごったがえして、自分が脱出するのを容易にするためだった。

 

宇佐美はこの混乱の中で、魔王を見つけ出し、警官に魔王のことを知らせた。

魔王 (おれの予想を凌駕する地点まで、勇者を成長させてしまった。)

宇佐美 「警官のみなさん、あの男です!あれが、事件の主犯です!」

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魔王は、バスの中から銃撃戦を繰り広げており、人がバタバタと倒れていた。

 

宇佐美 「浅井さん、銃を、銃を貸してください!殺すんです!いましかない! あいつは、あなたを騙したんだ!!! 卑劣にお母さんを殺したんだ!!! 離してください!」

 

宇佐美 「あいつを殺して、ヴァイオリンを弾くんだ!!!」

呪われた勇者が、修羅の声をあげたとき、一発の銃声が魔王を打ち抜く。

それにともなって、バスのガソリンが引火し火で囲まれる。

 

京介は宇佐美を連れて、その場を必死に逃げた。パトカーの近くに寄ったときに・・

ーー被疑者の死亡を確認しました。

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宇佐美と京介は食事に出かけていた。

宇佐美 「お父さんに会ったら、ぜひ、わたしのことを紹介してもらえませんか?」

京介 「いいよ・・」

憎しみ合いは、もう終わりだ。

魔王の死とともに、争いは終わった。

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宇佐美 「京介君、好きです」

言葉を返す代わりに、おれは、さらに深く抱きしめた。

幼き約束をかわした少女。

ーーハルを離すまいと強く口づけた。

空から舞い落ちる雪はいずこかに溶けてなくなった。

ハルのG線の上にいた悪魔と一緒にーー。

 

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最終章 春

 

すいません、これはびっくりしました。恭平が生きていてこともそうですが、まだ続きがあるとは・・・。あれ?まだ結構長く続く感じですか?

恭平は、宇佐美のことも京介のことも許すことはできなかったわけで、復讐の最後の相手として残っているので、ひと悶着ありそうですね。

完璧に終わったもんだとおもってました(笑)

最後の最後で、魔王と一歩出し抜いたとおもっていたんですがね。結局またもや、魔王に一泡ふかされてしまいましたね・・・。

 

京介のもとに一本の電話が届く。

堀部からだったが、ミキヒサという子分が、封鎖事件から行方不明になっているとのこと。そのことで、京介は魔王がまだ生きていることを確信し、宇佐美に連絡をするが、電話には出なかった。

 

ハルが魔王に突進したところで、駆け付けた京介が拳銃を発砲した。

その後、魔王は家から逃亡し、宇佐美がそれを追いかけて行ってしまった。

 

魔王は、自ら死にに来ていた。

京介たちの父親は心臓の病気で亡くなってしまっていた。

 

恭平 「京介よ・・なぜ母のそばにいてやらなかった?私は言ったはずだ。母を頼んだと。なぜ、あの借金取りの養子になどなった?金か、金だろうな・・・金はいつでも戦いを招く・・金は意志を持つ・・・戦争もそうだった。」

 

恭平 「だが、金の奴隷になるような弱い人間が私は大嫌いでな。」

 

京介 (わかっている。だからこそ、魔王はおれに引き金を引かせたのだ。)

 

恭平 「あまつさえお前は、にっくき宇佐美の娘と恋をした・・・」

 

京介 (許せなくて、当然だ。俺たちの幸せを許すには、仏のような度量がいるだろう)

 

恭平 「強くあれ、京介・・お前は償うべきだ。わかっているようだがな・・・。京介・・・私を撃ち殺したお前がどうなるか、わかっているな?」

京介 「ああ」

恭平 「そうか・・・ならば、私を憎むがいい。憎悪は人を・・・いや、愛もまた・・」

なにか言いかけたまま、動かなくなった。

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邪悪で、卑劣で、狡猾な策を完遂し、逝った。

ふと彼が、クラシックを聴かないことを思い出し、そんなことだけが、悲しかった。

 

ハルを連れてその場を去る。

このままでは、ハルの邪魔になると考えていた。

目立つのは嫌いだ。

マスコミの怖さは、幼いころ身をもって知った。

すまない、ハル・・。

もう、そばにいてはやれない。

ーーおれは、殺人を犯したのだから。

 

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京介はあえて、宇佐美を突き放す。

おれたちは出会い、別れ、その繰り返した。

残酷な時の流れが、俺から思い出を奪い去った。

再び巡り合ったとき、少女は大きく成長していた。

そして、もう一度別れ。

今度は、もう会えない。

魔王が命を懸けえて残した最後の試練、受けて立とうじゃないかーー。

 

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京介は宇佐美をかばう。

心に修羅を宿す。しゃべらなければ!

怒れ、もっと怒れ、詳細を考えないほどに!

 

京介への接見で、椿姫たちがやってくる。

善良な少女を前に、心が折れそうになる。

もともと、冷え切っていた心に炎をともしてくれたのが椿姫だった。

すまない、椿姫、家族と仲良くな・・・。

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花音 「兄さん、大人気だね。大魔王を倒したんだよね。なんでこんなとこにいるの?」

俺を哀れみ泣いていた。ありがとう、と言いたかった。

けれど、看守も見ている前では、下手なことは言えない。

ハルを利用した薄汚い男として生き続けるしかない。

京介 「おれはもうお前の兄貴じゃない。お前は日の当たるとこで生きなきゃいけないんだ。」

 

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もしかすると、おれは、この少女とすれ違ったのかもしれない。

もっと語り合えたのかもしれない。

だが、俺は、こいつを利用しようと考えていたのだ。

こいつだけでない。

椿姫も花音も同じだ。

 

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三島春菜というアーティストが再び活動を再開したという。

もう、思い残すことはなかった。

 

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あの日から、八年もの月日が経過した。

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G線上の魔王 FIN

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タイトル画面も明るくなりましたね。殺人を犯して、そのうえで8年で出所できるのは短い方なのかな?宇佐美もひたすら待ち続けたんですね。一度も会わずに。

なんかあんまり言葉が出てきませんね・・。そして、CGモードを見ると微妙に埋まっていない箇所がありますし、そこを埋めていきたいと思います。

その後、G線上の魔王 総評に移りたいと思います。

今回はここまで、ばいばい!

 

前記事

gamehakase.hatenablog.com

暁の軌跡 part8 レン ☆6へ! ステータスは?、そして、究極覚醒は!?

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gamehakase.hatenablog.com

 

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こんにちは

最近、暁の軌跡もアップデートされて少しずつ遊びやすくなってきてますね。

さてさて、今回の一番記事は、レンが最高レアリティーに到達したので、ステータスなどを見ていきましょう!

 

☆六 レベル1でのステータス、ここからレベル30まで持っていくだけで、結構なミラがかかります・・・。セピス換金とかも駆使したので、手元にキャラクターもミラもセピスもなくなってしまいましたよ・・・。

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はい! こちらがレベル30のステータスになります。ぶっちゃけて言いますけど・・・レベル30の状態では期待していたほどのステータスの上昇はありませんでした・・。素直に、☆5のキャラクターを増やしていったほうがプレイしやすいかと思います。ここまで来るのに、ほんとにすべてを使い果たしてしまったので・・・(笑)

そして、究極覚醒を試してみようと思いましたが、必要なミラが多すぎる・・・。

しばらくは、キャラクター育成もできそうにないので、このまま行きます。

それに、究極覚醒できたとしても、そのあと、レベルを上げるのにも相当ミラがかかることが予測されますね。

でもまあ、この状態でも一回り強くなったのは間違いないので、これからも主力として活躍してもらいます!ATSの4桁も見えてきましたね。

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それでは、今回はここまで、ばいばい!

 

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G線上の魔王 プレイ日記 part12

前記事

gamehakase.hatenablog.com

 

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白鳥にとって、時田はあこがれの存在で、自分もああなりたいといつもかんじていた.

時田がいくなった日のことを思い出していた。

 

あの日は、雪の降る夜で、時田が雪だるまを作りに行こうというので、二人で東区まで向かう。

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時田 「父親と話をしてあげて、寂しいでしょ会話のない親子なんで」

 

時田 「もっと人を知ろうとしなさい。言葉で動かそうとしなさい」

 

帰りのタクシーで、時田は途中で降りてしまい、そのまま行方が分からなくなった。

 

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京介を手玉に取る白鳥。変わったなぁ。なんか立場が逆転したみたいですね。

個人的には、学園にいたころの天然な白鳥のが好きでした(笑)。

後の話によると、白鳥は時田がいなくなってから、気分の浮き沈みが激しく甘えたと思ったら怒りだしたりと、それが原因で京介が肺炎になってしまったことがあり、それを深く反省していて、必要以上に甘えないように注意するようになったみたいですね。

 

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この夜京介はあることを決意していた。

 

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ある日、京介が夜に白鳥を呼び出した。

プロポーズしようと思っていたのだ。

普段のスーツに加えて、蝶ネクタイをつけたりして準備をしてきた。

だが、白鳥はあなたに自分がふさわしいかどうかわからないといって逃げてしまった。

走って逃げた先は、一人暮らしをしている家ではなく、実家だった。

そこで、実家の前にたたずむ人影を見つける。

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母の形見をもって、外国の海を巡っていたという。だが、白鳥ももう少女ではない。それは嘘だと気が付いていた。姉は人を殺し、警察から逃げるために海外に逃亡していた。しかし、捜査が進展し、進退窮まったため、出頭するために戻ってきたと推測していた。

 

白鳥 「海かあ、よかったね。お母さんもきっと喜んでいるよ」

少女のままでいたかった、姉の前ではーーー

時田は口をパクパクとさせた後、一言

時田 「ごめん、独りぼっちにさせてしまって」

姉が行ってしまう、そう思っていたが、精いっぱいの笑顔を見せてお礼を言った。

 

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あれから1年がたった、時田ユキは世間を騒がせ、後ろ指をさされることもあったが、白鳥は姉の分も幸せにならなければという思いを抱いていた。

 

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白鳥ルートEND

 

え? ええええぇぇ・・・。なんというか個人的に途中まではものすごく面白かったんですが、後半なんか納得がいかない終わり方なんですが・・・。時田が相談できる人もおらず、一人で悩んでいたこともわかりますが、それでも殺人まで行ってしまうってどうなんですかね?なんかキャラ的にあっていないような気がします。

海外へ逃亡ってそこまでして捕まりたくなかったってわけですよね?その間に母の形見をもって海でも本当にめぐっていたのかもしれませんが・・・。なんでこうなったんだろう・・・。なんというか京介が全然活躍しないルートだったな・・・。あー、正直納得いきません。

 

それでは選択肢を選びなおして、4章をあらためて進めていきます。

 

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白鳥とノリコ先生が、橋本につかまっているところから始まります。

選択肢で、警察を呼ばないようにします。

 

数十分後、時田がタクシーで到着した。

職員室から移動し、部室としてたまに利用していた理科準備室に移動しているようだ。

校舎前で待機していると、橋本から時田に連絡があった。

警察を呼ぶな、校舎に入るなその二点を押してきた。

時田が京介に頼み、ヤクザで校舎周辺を閉鎖した。

 

時田 「言葉は武器だとは思うわ。けれど、しょせんは暴力のバックアップがあってこその武器なのよ。」

 

犯人との交渉が始まる。

時田の要求は金だった。

 

 

 

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宇佐美は、橋本の行動の裏に、魔王が関係しているのではないかと感じ始めていた。

逃亡用の車を用意したが、橋本からの連絡が来ないため、様子を見に行ってみると二人とも消えてしまっていた。

拡張工事を行っていた場所を封鎖しておらず、そこから逃げられたのではないかと推測を立てる。

 

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時田 「人の心にマニュアルなんて当てはまらないってことね。まだまだ訓練が必要だわ」

宇佐美 「いいや、ここまではすべて計算ずくだったはずだ。そうだろう、ユキ?」

時田 「どうしたの、ハル?まるで私が真犯人みたいな言い方じゃない?」

宇佐美 「事実、真犯人だ。最初から、すべてユキが仕組んでいたことだ。」

 

同機は、理事長への復讐だった。白鳥も誘うつもりだったが、断られてしまったらしい。時田が宇佐美のすきをついて、理科準備室を抜け出し、カギを壊して逃げ出した。

 

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時田が魔王と接触したのは二年前の話だった。

電子メールをする中で、魔王に興味を持ち、実際に会うことになった。

魔王 「私の仲間になれ、さすれば、お前の好奇心を満たしてやることも可能だろう」

時田 「あなたのお仲間になれば、今まで私が見たこともないような変人を紹介してくれるっていうの?」

魔王 「いくらでも」

 

契約はなった。

 

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様々な人間と会ううちに、好奇心の歯止めは聞かなくなっていった。

 

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時田 「まさかハルの探していた人物が魔王だったなんて」

 

白鳥が現れた。

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時田 「名にその手は、助けてくれるっていうの?」

白鳥 「うん。自首する気はないんでしょう」

 

白鳥 「姉さんは、私を恨んでいるの?」

時田 「まさか・・・あなたは大事な妹よ」

交渉人は嘘をついた。

 

時田はもう一度理事長を脅迫するつもりでいる。

 

白鳥の印象がだいぶ大人びて見えますね。姉に頼り切っていないからでしょうかね?時田は、理事長のみならず、平凡に暮らしていた妹のことも若干許せないという思いもありそうですね。

 

すぐに、やくざに見つかってしまい、タクシーを使って逃げていた。

とある倉庫に入り、白鳥に協力してもらい脅迫写真を撮影した。

 

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時田 「あなたを人質に、理事長を殺すわ。私には覚悟が足りなかったのよ。たった五百万ほどで許してあげるなんてあまかった。だから、ハルに見破られたんだわ」

 

時田 「少しは役に立ってよ。姉妹でしょ?」

 

あまり似ていない妹だった。外見もそうだが、中身がまるで違う。そんな平凡さが、ささくれだったユキの神経を刺激していた。

 

時田 「私寒かったのよ。そのマフラーすら返してほしいって思うくらいに」

 

さあ第二幕の始まりよ、ハル!

 

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時田が魔王のことを知っていると挑戦状をハルに送り付けると、宇佐美の声色が変わった。

 

宇佐美の話によると、昔時田とその母が住んでいた村で、ダムの計画がありそれに賛成したことで、村の住民によって家を放火されたことがあった。

 

時田が、宇佐美に要求を話した後、理事長に電話を変わるように要求してきた。

その内容によると、火を放った人物は理事長の手のもので、裏帳簿を盗むように命じていた。片倉という人物が、放火に加わった人物で、それをここに呼び出すように要求してきた。

 

理事長が来れば、白鳥を解放するということで、理事長が応じようとするが、宇佐美が止める。

 

京介 「窓はわってもかまわんだろ。言い忘れたが、この倉庫は浅井興業が管理している物件だ」

宇佐美 「それはすごい偶然ですね」

京介 (言われてみればそうだな・・・。どうしてこの倉庫に立てこもったのか)

 

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宇佐美の策によって、時田を降伏させることに成功はした。

 

が、倉庫にこの男が飛び込んできた。

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権三は、この事件が魔王と関係しているのではないかと疑っており、京介に隠していることをすべて話せと脅迫してきた。

頭を殴られ、意識がもうろうとする中で、弟を抱く椿姫の姿や、何も言わず立ち去った花音のことが頭に浮かんでいた。

宇佐美や白鳥は、仲間?、友達?なのか?

 

 

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時田が、自分から魔王のことを話し、権三に目をつけられてしまった。

権三が時田を連れ去ろうとしたとき、声が上がる。

白鳥 「やめて・・ください」

その姿を見て、京介はなんと哀れなんだと思いながらも、俺の周りにいる連中は、俺が持っていない暖かいものを持っているように感じていた。

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白鳥は、権三の目に射止められながらも、姉は悪くないと語り続けた。

時田は、白鳥は妹は関係ないと、そう告げることができなかった。

 

そのとき、京介自身も驚いたことだが、スタンガンを権三に向けていた。

京介 「宇佐美! 二人を連れて逃げろ! 早く!」

権三 「面白い、おれは完全に油断していたぞ。何があった?」

京介 「わかりません」 

椿姫、花音、白鳥、時田・・・四人の泣き顔が俺をけしかける。

 

権三に殴られる。

権三 「俺はお前に驚いている。俺を上回る恐怖に出会わなねば、裏切らぬと思っていた」

俺もそう思っていた。

権三 「お前は俺にへつらうだけの家畜ではなかったのか?俺に拾われ、母を捨て、金の奴隷になったのではなかったのか? で、どうするのだ、京介?」

権三 「お前は金をためて、母を迎えるつもりだった。そんなお前に残念な知らせが、先ほど届いた」

 

死んだぞ

 

母親だ

 

跳ねられたらしい

 

飲酒運転の車に

 

おれは、白目をむき、点を仰ぎ、力の限りに叫び続けていた。

 

第四章 終了

 

権三に立ち向かったところは、椿姫ルートに類似するものがありましたが、今までに見てきた椿姫たちのようすから、何かしら心を動かされているようでしたね。あとは、白鳥ルートでの疑問も解消された気がします。そして、今までの目標であり

心の支えであった母親の突然の死亡。京介が権三に従っている意味がなくなってしまいました。この章では、魔王が直接出てくることが少なかったですね。次かその次ぐらいに決着がつきそうですね。進めていきましょう!

 

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京介の実の父親、鮫島利勝

宇佐美ハルの父親に騙され、借金を作ってしまい、その後も利用され、どす黒い思いが募っていった。

 

この話は驚きましたね。今まで、京介の父親はろくでもない人間だと勝手に思っていたので。どちらかというと、宇佐美の父親のほうがここだけを見ると、ろくでなしですね。ですが、京介は父親のことをあまり話したがらない、思い出したがらないという感じでしたが、理由はなんなんだろう?確かに殺人を犯した父親ではあるけれども・・・。魔王も復讐の相手は、浅井権三よりもどちらかというと、宇佐美の父親のほうが適任のように見えなくもないですね。まぁ、もうなくなっているのでどうしようもないですが・・・。ハルからみて、京介はどう映っているのか・・・。

 

京介 「魔王か・・」

今までの不可解な事件を思い返すと、どれもこれも、ここぞという場面で体調を崩していた。いまとなっては、あまり良く覚えていない。秋元氏のもったいつけた診断。宇佐美と権三の疑いの目、ありえないと思いつつも、肯定したくなってきた。

つまり、魔王が俺だとしてもーー。

 

インターフォンが鳴る。

 

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京介はこれまで抱いていた疑問を投げかけた。

京介 「お前は、宇佐美義則の娘なのか?」

 

京介 「そうか・・・だから今まで俺に付きまとっていたんだな・・。父に代わって謝りたかったのか?それとも、よくも殺してくれたと、復讐の機会でもうかがってたのか?」

 

 

宇佐美 「ず、ずっと・・・好きだったよ・・・」

それは、最低の告白だった。

京介 「こりゃ傑作だ。ずっと好きだったって?」

宇佐美 「う、うん、うん!」

京介 「殺すぞ、貴様。俺とお前が結ばれるなどありえない!お前の父が俺の父になにをした!?ええっ、言ってみろ!?」

宇佐美 「でも、でも、それはわたしたちには関係ないはず・・・!」

京介 「それは理屈の話だ! 父の無念を思えば、お前に心を許せるはずがないだろう!?」

宇佐美 「わたしは、わたしは、それでもあなたがっ・・・!好きですっ・・・だめだ忘れようって思っても、ずっとずっと好きでした・・・!許してください!どうか、あなたを好きでいても、許してください!」

 

宇佐美 「初めてあった、十年前から、わたしは、あなただけを思って、あなただけが忘れられなくて!」

そのとき、ふっと昔の記憶がよみがえったような気がしたが、憎悪がかき消した。

 

京介 「失せろ、宇佐美いぃっーーー!!!」

 

これが、俺の最後の良心だ!

 

次に会うときは、お前を犯すだけでは済まさんぞ!

 

(次は間違いなく、殺す。)

今この時をもって、俺の中で魔王が目覚めだす。

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すがすがしい朝だった。

権三の部下が家に乗り込んできた。

京介の策と、金を使いその場を脱出する。

 

行動を起こしながら、宇佐美との会話で思い出しそうになった記憶について考えていた。

鮫島京介と宇佐美ハルは幼少のころに交流があった。二人とも、お互いの両親のことを知らず、不器用な心の触れ合いを繰り返していたという。

 

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宇佐美ハルは単身、浅井権三の屋敷に来ていた。

思い人に拒絶された少女にもう希望はなく、ただ母を殺した魔王を追い詰めるべく合理的にことを進めるだけだった。

 

権三 「お前も知っての通り、京介こそが魔王だ。」

ハルは耳を疑った。

権三 「京介は精神科医にかかっている。話を聞いたところ、やつは、どうやら心因性健忘症という病にかかっているようだ。脳の組織に異常が生じ、突然過去の記憶がなくなったり、部分的に空白になる、非常に珍しい疾患だ。原因はストレスの積み重ねだ。」

 

獣が野に放たれる、宇佐美になすすべはなかった。

 

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権三は、ライフルで狙っていたのを知っているかのように、こちらを向いた。

ライフルが火を放つ。 弾丸は命中した。

 

権三 「魔王よ、聞けっ!!! 悪とは、いまだ人のうちに残っている動物的な性質にこそ起源がある。 復讐に救いを求め、救いに悪をなさんとする貴様は、遠からず己が悪行のもろさを知るだろう!! 嗤おう、盛大に!!!」

 

次の瞬間、浅井権三の口から大量の血があふれ出した。

 

権三の周りにいる連中は、権三が撃たれたにもかかわらず、それに動揺せずすでに次の行動を起こしていた。こちらを探し出していたのだ。

 

なぜ、権三は車内から飛び出してきたのか、わからん。

しかし、悪魔は微笑んだ。

母を追い詰めた怪物に復讐の鉄槌を下した。

魔王 「さらばだ、浅井権三」

 

次は宇佐美、お前だ・・・

 

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小学校の帰り道

俺は、父の職場を訪れていた。

忙しい父が仕事中に相手をしてくれるわけもなく、50階建ての超高層タワービルの屋上に来ていた。

そこで、柵を飛び越えて、空中に足を投げ出し本を読んでいる子を見つけ興味を持った。

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京介 「別に悪くないよ。俺は髪の長い女の子が好きなんだ」

?? 「ふーん、そんなこと聞いてないよ」

 

京介 「遊ぼうぜ、暇なんだ」

?? 「私は暇じゃない、本を読んでる」

 

京介 「名前はなんていうんだ?」

?? 「勇者」

京介 「なに?」

?? 「田中」

京介 「田中勇者ってなんだそれ?」

 

山王物産の屋上で、俺は幼き勇者との出会いをすべて思い出していた。

まさしく病気としか思えない、あんな大切な思い出を封じていたなんて・・・

 

 

 

次はお前だ宇佐美

宇佐美を殺害する場所は決めていた。

宇佐美に電話をする。

とある場所に呼び出し通話を終える。

 

宇佐美 「さて帰るかな」

柵を超えて戻ろうとしたとき、突風が吹き落下しそうになったところを京介にだきかかえられて助けられた。

宇佐美 「懐中時計ない。母からもらったの。でも、あきらめる。」

京介 「探してやるよ」

屋上で待っていると、うれしそうな叫び声が上がった。

懐中時計は無事だったのだ。奇跡だった。まるで、魔法のようだった。勇者が魔法をかけたのだと、少年は言った。

幼心に、暖かい日がともった。少女にはむしろ少年のほうが勇者にみえてならなかった。

すぐさまありがとう言いたかったが、ひねくれた心がそれを許さなかった。

見つめられると照れくさくて仕方がない。

 

宇佐美 「わ、わたし、友達いなくて、お父さんはいつも仕事で忙しくて、引っ越しばかりで。そう、それで友達いなくて、あのそれでだから、みんな私のこと変な奴だって言って・・・だから友達いなくて、その・・・」

宇佐美 「あの、ほんと、驚くぐらい友達いなくて・・・。ご、ごめん、ごめんなさい」

涙声で詫びて、逃げ出した。

そのとき、少年が声をかけてきた。

京介 「おれ、キョウスケっていうんだ。また会えるよな勇者」

 

ーーキョウスケくん・・・。心のうちで何度も反芻した。

 

 

魔王に指定された場所に向かう。

父親のことは、よく知らなかった。だから、鮫島という男に惨殺されたと聞いた時も実感がわかなかった。時がたって、父にも非ああったことを知った。

 

ーー京介くんに恨まれても、仕方がないな。

宇佐美ハルにとって、鮫島京介こそが勇者だった。

 

懐中時計を拾ってもらった次の日、再び屋上で二人は出会う。

その時に、声をかけてくれたことを思い出していた。

 

京介がこともの頃、勇者との再会を心待ちにしていた時に、父親が罪を犯す。

それがきっかけでいじめにあってしまう。

家の扉の前には、マスコミがひっきりなしにやってくる

浅井権三という名の取り立て屋

事態を聞いて、帰国してきた兄恭平も、退学手続きにロンドンへ帰ったときに爆破テロに巻き込まれ命を失った。

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こんなやつら、父さんがいれば殴ってくれたのに、兄さんがいれば追っ払ってくれたのに・・・。

涙をこらえていると、幼い勇者が乗り込んできた。

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さっきまで、強欲に顔をゆがませていた叔父たちが赤らかにひるんでいた。

最高だった。

地獄のような場所に勇者が助けに来てくれたのだ。

 

 

 

宇佐美は魔王が指定した場所にたどり着いた。

魔王 「素晴らしい場所だと思わないか」

魔王の声がこだまする。

この場所は、宇佐美義則が作った地下空洞だった。

魔王のこちらを翻弄するかのような動きに、ハルは焦りを覚えていた。

命を懸けたやり取りなど、経験がないからだ。ヴァイオリンをやめてから空手に時間を費やしたが、それが魔王に通用するとは思えない。

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魔王は宇佐美が倒れたそのすきを逃さなかった。

首を絞め、まさに宇佐美を殺そうとしたその時、隠していたスタンガンを魔王の胸に当てた。

魔王 「宇佐美ぃいいい!」

宇佐美 「地獄で母さんに詫びろ!」

だが、固いものにさえぎられてスタンガンは発動しなかった。

 

 

 

葬儀に乱入した翌日、京介が屋上に現れた。

宇佐美 「ごめんね、勝手に妹さんのふりして」

京介 「いいだんよ。すごいかっこよかったよ!ボク、キミのこと大好きだ!」

屈託のない一言が胸を突いた。言えなかった。宇佐美の父親こそ原因だと。

宇佐美 「好き・・?わたしが、好きって・・京介くんは、ほらお友達多そうじゃない?恋人とかいるの?」

京介 「勇者はおませさんなんだね。女の子のほうがそういうの興味あるって父さんがいってた。」

宇佐美 「いいから、いるの、いないの?」

京介 「いないよ。そういうのは考えたこともなかったな」

宇佐美 「しょうがないわね、だったら私が結婚してあげるわよ。また逢えたらね。覚えていたらでいいから。わたし、これから引っ越すの。運命の再会っていうのかな。ロマンチックじゃない?」

京介 「寂しいよ・・」

宇佐美 「だから、ほら、また会えたら結婚してあげるって。こういう約束って、大人に言わせれば恥ずかしんだろうね。でもいいじゃない。勇者からのお願い。」

京介 「わかった。約束するよ」

宇佐美 「覚えていなさいよ。わたしのお母さん、すごい美人なんだからね。この意味わかるかな。つまり、わたしもこれからすごい美人になるってこと」

 

 

 

宇佐美は目に涙を止めて、叫ぶ

宇佐美 「京介くん!」

まるで、内なるおれの両親をくすぐるように。

俺は魔王、復讐に救いを求め、復讐にすべてを投げ出した男だ。

魔王 「泣いてもわめいても、京介は現れんぞ!」

浅井京介と名乗った半端ものとは違う!

今度こそ殺す。

魔王 「死ね、宇佐美っ!」

 

そのとき、闇をかき分ける足音があった。

荒い息遣いがその男の必死さを訴えていた。

俺の姿を探し当てたようだ。

そうか・・・尾行されていると思ったが・・・お前だったか。

家族を裏切り、浅井権三の養子となった男。

権三をつる餌として、今日の夜半に電話を入れてやった。

取り乱したことだろう。

おれは死んだはずだからな。

裏切者は殺してやる予定だった。

フロント企業フィクサーの真似事などをしていると知ったとき、おかしくて仕方がなかった。

弱虫のお調子者の分際で。

しかし、その男の足取りに迷いはないようだった。

 

京介 「やめろ・・!」

そいつが言った。

京介 「宇佐美に手を出すな・・・!」

声色からは、なんとしても少女を守るのだという気概が感じられた。

魔王 「誰に向かってものを言っているのか、わかっているんだろうな?」

京介 「ああ・・・」

よくも邪魔をしてくれるものだ。

京介ごときが・・・・。

ーーこのおれ、鮫島恭平に向かって。

 

ああ!なるほどこういうことだったんですね。兄がいるとはいつからかわかっていたけど、あまり気にしていなかったから盲点でしたね。なんというか、完全に人格が入れ替わっているものだと思っていたけれど、二人いたわけですね。これならいろいろと納得ができます。こういうトリックって、ever17に似ていてものすごく好きです。この媒体だからこそできるものだと思うので、やっていて興奮しますね。

 

旅立ちの日に、京介は聞いた。

京介 「ねえ、名前はなんていうの?」

宇佐美 「勇者は勇者よ」

京介 「おしえてよ」

宇佐美 「じゃあ、私がほんとの勇者になったら教えてあげる」

京介 「え? まだ勇者じゃないの?」

宇佐美 「うん・・・」

京介 「わかったよ。君は勇者になるんだね。」

宇佐美 「うん・・・」

京介 「だったら、ボクは・・・。」

 

ーーおれ、浅井京介は。

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第五章 G線上の魔王

 

 

恭平は、ロンドンで自分を死んだことにして、「アサイ」と名乗ることによって、罪をすべて京介に着せていた。

 

恭平 「なぜおまえは俺に力を貸さない?父はたったの四人、それも死んで当然の人間を殺して死刑になったのだぞ?」

京介 「お前の目的は、父さんの釈放か?」

恭平 「いかにも。この十年、そのために準備を重ねてきたのだ」

京介 「おれがなぜ、お前に協力しないのか・・・魔王は、俺の女をもてあそんだ」

遊びと称して、椿姫や時田との友情を引き裂いた。

あまつさえ、いままさに、手にかけようとしている。

京介 「もう一度言う、宇佐美を離せ。その少女がなにをした?」

恭平 「失望したぞ、京介」

 

恭平 「京介よ、この場は引いてやる。だが、次に会うときは死を覚悟しておけ。家族と人間の屑はいくらでも両立する。仇の娘に惚れた男など、もはや弟でもなんでもない。」

宇佐美 「きてくれたんだね・・・やっぱり京介くんは、わたしの、勇者・・・」

 

宇佐美だけは、京介が魔王じゃないってほんとに信じていたんですね。本人さえ、自分が魔王なのかもしれないと疑っていたのにも関わらず。魔王と相対すると京介が子供にしか見えなくなってしまった(笑)

 

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あれから、宇佐美を背負って地下トンネルを抜け、家まで連れ帰った。

京介 「よく俺の前に姿をあらわせたな?」

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宇佐美 「いまどれくらいのイロがいるんですかね?」

京介 「イロって・・・女はいねえよ。まさか嫉妬してたのか?」

宇佐美 「ええまあ。実はここぞってところで、家にお邪魔しておりました。」

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宇佐美といい感じですね。それでは今回はここまで、ばいばい!

 

前記事

gamehakase.hatenablog.com

 

 

 

 

 

G線上の魔王 プレイ日記 part11

前記事 

gamehakase.hatenablog.com

 

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新年あけた1月1日

 

花音はあれから勝ち進み、世界への切符をつかんだ。

今月からしばらくアメリカに滞在するらしい。

宇佐美から連絡があり、約束をしていたのを思い出し、時間を見つけて向かう。

 

宇佐美 「自分超おめかししてきましたよ。期待が膨らんできたでしょう。」

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宇佐美 「手もつながない。見てもいけない。服もほめてくれない。お決まりの言葉はいつも髪切れよだ。全く自分は浅井さんのなんなんですか!?」

京介 「いや、なんでもなくね・・・?」

 

 

宇佐美がなんか可愛いですね(笑)

なんか変ですが

 

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白鳥の父親は無罪放免となったらしい。

時田は白鳥に興味を持った模様。

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宇佐美と時田は授業中にじゃれあっていた。

 

放課後、教室にまだのこっていた白鳥に声をかけると、

白鳥 「浅井君には近づかないほうがいい。裏表のある人だから。相沢君もそう。かわい子ぶってるけど本当は違うの。この前だって、職員室に忍び込んでテストの答案書き直したじゃない?とにかくそういうことだから」

時田 「なるほど、あなたは裏表のある人が大嫌いなのね」

 

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第四章 交渉の死角

 

早朝学園にて悲劇が起こる、白鳥と肩がぶつかり昨日買ったクラシックCDのケースがかけたのだ。

 

おれは、ついに神となる。

 

あれなんか今展開前も見たような気がする(笑)

花音の時と同じで、奴が最も楽しみにしているものをぶち壊したいが、その内容がわからんと。

白鳥がやっと絡んできますね。

 

奴が何を楽しみにしているか探るのだ

方法は簡単だ

友達になるのだ!

あいつを俺の女にする!

 

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一緒にご飯を食べるという二人を追跡することにした。

 

時田と白鳥は顔見知りだったようだ。時田は、白鳥に会うためにこの学園にしてもらったとか言っている。白鳥がつけていたマフラーは時田がプレゼントした?ものだった。

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ぶったまげましたわ。これは予想してなかった。

栄一と京介は、白鳥に復讐したが時田が敵となり、宇佐美という障害もあり、偶然あった宇佐美に宣戦布告までしてしまって、面白い展開になってきましたね。

 

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学園の教室にて

時田いわく、白鳥とは母違いの姉妹であり、白鳥家の愛人とのあいだで生まれ、捨てられた過去を持っていた。

 

昼休み屋上

いつものメンツに、時田と白鳥も加わっていた。

勇者パーティーの完成らしい。

 

選択肢 白鳥に何かしたことがあったか?

1 ない

2 あったかも・・・

 

ないを選択

 

帰宅し、白鳥のことを考えていると頭痛がしてきたために寝ることに。

一瞬にして眠りに落ちたと思ったが、玄関で物音がしような気がする。いや、自らドアを開けて外に・・・・・?

 

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魔王が夜目的の場所に向かおうとしていたとき、ばったり時田に出会ってしまった。

自然な風を装っていたが、やはり時田は何か感づいたようだが深く踏み込んでは来なかった。

 

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学園の黒板に書いてあった落書きの件で、宇佐美と白鳥は仲良くなれそうだ。

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教室に帰ると、あさって白鳥とクラシックの音楽界に行く約束を時田に突き付けられ行くことになってしまった。

白鳥なりに、京介のCDの件で責任を感じていたらしく、チケットを用意しておいたようだ。

 

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京介は、権三のもとへ来ていた。

そこで、親に社会的権力があり、未成年の子供が十数人誘拐されており、魔王が関係あるのではないかと踏んでいた。

権三が時田の父親の話をする。

権三が人間扱いしていることもあり、相当優秀な人物だと推測された。

時田は優秀だが、警察の闇の部分を暴き、田舎に左遷されていたが、この町で不可解な事件が起きており、呼び戻されていた。

何かが起こる前触れではないかと。

 

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コンサートを見に行ったあと、白鳥がクラシックに意外と詳しく、京介と若干いい雰囲気を醸し出していた。

 

いつの間にか、喫茶店に入り、いつのまにか食事を注文していた。

そして、いつの間にか、白鳥と向かい合わせの席に座って二人きりになっていた。

 

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白鳥 「これからは、少し仲良くしてあげる。姉さんが、少しは人に心を開けっていうからよ。あなたに行為を持っているわけじゃないのよ?わ、わかった?」

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京介 「星を見るってやつは、明日どこへ行けばいいんだ?」

白鳥 「学園に、九時ごろ。屋上は空が広いから」

京介 「まあ、山のなか行くよりはいいけどよ」

白鳥 「じゃあ、浅井君の部屋にする?」

京介 「俺の部屋には、テラスもあるけどって、なんで知ってるんだ?」

白鳥 「あ、それは・・・姉さんに聞いて・・」

京介 「時田も俺の部屋に来たことはないが?」

白鳥 「だから、姉さんが、ハルに聞いて・・・そういうことよ」

 

白鳥がよくわからないですね。クラシックの勉強をしたり、家のことを知っていたり、京介の立場を知っていたり、うちにくるとかいきなり言い出したり・・。京介が忘れているけど、何か出来事があったんだろうなぁ。

 

 

選択肢 

1 送っていくべきか?

2 どうでもいい

1を選択

 

白鳥を家に送った後、宇佐美が京介の家に来た。

今日の話を聞かれた後、明日の天体観測の時間と場所について話して宇佐美が帰宅した。

 

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魔王は足のつかない携帯電話と使って、「坊や」たちと連絡を取っていた。

今連絡しているのは、学園で逮捕された教頭の息子の橋本という人物だ。

橋本が何か事件を引き起こそうとしていた・・・。

 

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天体観測の約束のために、宇佐美や栄一たちと校舎に向かうが、時田も白鳥もまだ到着しておらず、校舎の中にいると、時田から電話があり、表で待ち合わせをすることにしたが、白鳥との連絡がつかず不安に思っていると、校舎から悲鳴が上がり、急いで向かう。

 

犯人は橋本であり、職員室にいたノリコ先生と白鳥を人質に取り、時田を呼べと指名してきた。

京介たちは、橋本の言うことを聞くしかなかった。

時田が到着するまで、警察を呼ぶべきが議論していると

 

選択肢 警察を

1 呼ぶ

2 呼ばない

1を選択

 

結果的に、判断は正しかったといえる、あっさり投稿し人質は解放された。

 

水羽の章

 

犯人があっさり解放されたのは、時田の父親が交渉を行ったためだった。

後日談につき合わされ、時田、白鳥、京介の三人で飯をたべていた。

 

白鳥が、CDを買いなおしてくれるとのことで買い物に行く。

 

白鳥 「と、隣歩いてもいい?」

時田 「よし、よく言った!」

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京介 「どうしてそうなるんだよ」

白鳥 「気を持たせるだけ持たせてそのオチ!?」

 

白鳥と時田が影でこそこそやってるんですが、いやなんか、ニヤニヤが止まりません(笑)時田は、明らかにくっつけようとしているように見えるよね。最初のほうに行っていた、冗談で興味を持ったとか言っていたのを、誇大解釈しているのかな?それを白鳥にも報告しているとか?でも、時田にかぎってなぁ・・・。天体観測を断られて、姉さんって呼ぶ声がいい!携帯電話の番号をなかなか聞き出せないところも可愛い!今のところ、好感度が急上昇してるんですが!

 

 

夜帰宅した後、白鳥から電話が来ておりかけなおすと。

 

白鳥 「明日の放課後、顔を合わせて話したいの」

京介 「十分、十五分ならいいが、お金の相談ならお断りだぞ」

白鳥 「お金じゃないわ。どうしてあなたはいつもそうなの?」

京介 「いつも? お前が俺の何を知ってるんだっての。いつもってなんだよ。おれのことは何でもオミトオシか?」

白鳥 「そうよ。いつも見てたもの・・・・っ!」

電話は切られてしまった。

 

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次の日

学園で、白鳥に放課後のことを聞き出すと落ち着きがなくなる。

どうも、放課後でないといけないらしい。

 

 

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俺は栄一の話を聞くふりをして、授業を待った。

栄一報われんな(笑)

 

放課後になり、白鳥に声をかけると、屋上に連れていかれた。

 

白鳥 「・・・吊り橋・・・吊り橋・・効果・・・」

 

白鳥 「あの・・・そろそろ、バレンタインじゃない?バレンタインといえば何か思い出さない?」

京介 「思い出さねえよ!」

白鳥 「ほ、ほら、二年前・・・」

京介 「二年前のバレンタイン?」

白鳥 「うん」

 

白鳥 「チョコレート、誰かからもらったと思うのだけれど?」

京介 「二年前に・・・?」 (うーん・・・わからん。)

京介 「覚えてないけどもらったかもな」

白鳥 「もらったのよ。」

京介 「それがなんだよ。そんな話がしたかったのか?」

白鳥 「そうよ・・・あなたは、捨てたもの・・・ごみ箱に」

 

そうしてから、屋上の淵に立って、お、落ちるーと棒読みの演技を始めた。

 

あー可愛い! とりあえず可愛い。 時田にいいように言いくるめられてるんでしょうね。

 

白鳥 「・・・た、助けて・・」

京介 「いやいやいや、落ちないでしょ」

白鳥 「で、でも、もうほんとにっ・・・! わー」

京介 「わー、って」

白鳥 「い、いや、でも、風が、風にさらわれてー」

京介 「風もそこまで強くないし」

白鳥 「た、台風! 台風が、もう、そこまで・・・!」

 

話が進まないので、とりあえず袖を引いてみる。

 

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白鳥 「とにかく、あなたはもらったチョコレートを捨てたのよ、いきなり!」

京介 「ん?ああ・・捨てたか。それで?」

白鳥 「だからひどいって話」

京介 「ふーん・・・まぁ、ひどいな」

 

京介 「ちょ、ちょっと待て!」 (まさか、まさかの・・・!?)

白鳥 「わ、たし・・・」

京介 「げえっ!」

白鳥 「じゃなくて・・・」

京介 「違うのかよ!」

白鳥 「あ、や、やっぱり・・・わたしーーー」

白鳥 「じゃないわ、バカ!!!」

白鳥は走り去っていった。

 

京介、それはいけないだめだよ!なぜそんなことしたんだろう?京介でもいきなりその場で捨てるような真似をするとは思えないだけど。表向きは普通に学生生活を送ってるんだし、わざわざ人の怒りを買うような真似するかな?家で捨てるならまだしも・・・

 

栄一がいきなり現れたと思ったら、

栄一 「白鳥はいい子だぜ」

栄一 「白鳥はいい子だぜ」

人形のような顔で連呼し始めた。

京介 「お前はどこの村人ですか?」

 

京介の突っ込みもさえてますよね(笑)

 

京介も一連の出来事で事情を察して、栄一と白鳥をとりあえず徹底的にマークするぞといって解散した。

 

一方・・・白鳥は

 

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白鳥 「でも・・・吊り橋効果、効いたのかなぁ・・・」

時田 「くうっ! き、効いてる効いてる! 間違いない!」

白鳥 「そうよね、姉さんが教えてくれたんだもの」

 

単純接触の原理

好意の度合いは同一人物として認識された回数に比例するとのこと

これを純粋に信じてしまうのか君は!

純粋さでいえば、今椿姫を超えているかもしれん(笑)

あー白鳥に対する印象がほんとに変わったな。いい意味で! 

時田がいることもあって、面白い面白い。

 

 

時田 「見ている限り、水羽は彼のことをもっと褒める必要があるわ」

白鳥 「ほめる・・・どうして?彼はあまりほめられた人じゃ・・・」

時田 「でも、好きなんでしょう?」

白鳥 「・・・うん」

時田 「だったら、ほめなさい」

白鳥 「でも、ほめたら調子づくわ」

 

 

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単純接触の原理に従っていろんな表情を見せてくれてます。

 

白鳥 「ほめてるの。目が見えないくらいうっとうしいじゃない?」

京介 「褒めてねえだろ!」

 

白鳥 「えっと・・・。なによ、いいところなんてまったくないじゃない!」

だっと走り去った!

 

じゃあなんで好きになったのよーー!(笑)

あー面白いなぁ。頭がいいキャラだと思っていましたが、全然そんなことはなかった。

 

そしてこれである

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次の日

学園で、栄一と話していると、白鳥に昼飯を誘われて驚く。

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栄一は意外とこういうメタ発言が多いですね。

白鳥も積極的になってきてますし、いいですね。

 

昼休み屋上にて

白鳥が作ってきてくれた昼飯をつつきながら話をする。

 

京介 「一つ聞くが、お前は、俺に気があるんだな?」

白鳥 「うん・・」

 

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白鳥 「と、とにかく、明日もお弁当作る・・・」

それだけ言って走り去った。

 

その後、いきなり時田が現れた。

時田 「解説いる?」

白鳥 「おいおい、白鳥はなんなんだ?お前が来てから行動がおかしいっての。頭わいてんじゃねえのか?」

時田 「そりゃもう、完全に洗脳済みだから。あの子ね、お姫様なの。だから、ちょっとハードボイルドっていううの?ちょい悪が好きみたいなの。あなた本音を言うときに、ちょっと声が低くなるじゃない?それが、ズキューンきてるみたい」

京介 「ズキューン・・・・ねぇ」

時田 「とにかく、気に入ったらおいしくいあただいちゃってね。お弁当のことじゃないわよ」

昼休みが終わる

 

放課後、白鳥に声を掛けられて、話をつけるために喫茶店へ向かう。

白鳥にはっきりと気がないことを伝えて店を出て、細い路地に入ったところで、宇佐美と栄一に絡まれた。

宇佐美にさよならと告げられて自宅に帰る。

 

自宅に帰ると、白鳥から電話があった。

利用されてもいい、気がなくてもいい、それでもつきあってほしいと。

白鳥の気持ちが理解できず、戸惑ったが、とりあえずままごとのつもりでつきあうことになった。

 

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学園では、栄一に寝顔写真などを取られていて、それをネタにトイレ掃除を命じられた。

栄一がその写真を白鳥に見せると

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白鳥 「それもらってもいい?」

栄一 「え、別にいいけど」 (おいおい、俺はとんだピエロって奴じゃねえかよ、おれは・・・)

 

放課後、どうしてもかまってほしいといわれ、夜にうちに来いと声をかけた。

白鳥 「最近、夜更かししているから父の機嫌が悪くて」

京介 「じゃあ次に会うのは来週だな」

白鳥 「ま、待って、行く住所教えて・・・」

 

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夜になると、時田と白鳥が二人で自宅へ訪問しに来た。

だが、時田が白鳥を送り届けただけだといい、すぐに帰宅してしまった。

 

選択肢 

1 白鳥を犯す

2 それは、俺の道ではない

 

BGMがここで消えました・・。なんか若干怖いんですが・・・

2を選択を選択したところで、正解っぽかったので、あらためて1を選択。

 

このあとBADENDに突入したんですが、今までで一番きついBADENDでしたね。恨みあって、殺しあってお互い死亡って感じですかね?

選択肢をやり直して進めます。

 

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次の日

セントラル街で、白鳥とデートをしていた。

 

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白鳥と別れて、仕事を終えた後、時田から連絡がありバーで話すことになった。

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時田の母親と、昔の思い出話をされた後、

時田 「浅井京介くん、水羽を幸せにしてあげて」

時田は我を失ったように、京介に詰め寄ってきた

時田 「もう時間がないの・・。水羽をお願い」

祈りように言われ、どうしていいかわからず途方に暮れた。

 

ニュースで、警察官がガソリン爆発を利用して殺害されたとのニュースが流れた。その日から、時田は忽然と姿を消してしまった。

 

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姉が疾走して、二年と十か月の歳月が過ぎていた。

 

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水羽は学園を卒業して、就職していた。

京介と会う約束をしていると、実家を出た。

 

ニュースで流れていた事件の被害者は片倉という人物で、その容疑者として、時田が上がっているようだ。

 

店を出たところで、水羽が姉の姿を発見し追いかけるが見つけることができなかった。

前にもこんなことがあった。

 

3年の月日が経っていた。

あの頃を思い出す・・・。

 

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時田がいなくなって1週間ほどしたとき、京介は白鳥に告白していた。

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話が結構唐突に進みましたね。時田は、爆破事件の容疑者としていなくなってしまい、二人は恋人のようです。2年という月日もたち、学園にいたころの白鳥はもういませんね。若干京介を手玉に取りそうな感じに成長してらっしゃる。京介も言っていたけど、時田に似てきてますね・・・。

 

それでは、今回はここまでばいばい!

 

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